「アウトドアリビングのある家」
長閑な田園風景と広大な白山連邦が望めるロケーションに建つ個人住宅。この家の大きな特徴として、1層分の高さの外壁に囲まれた大きな中庭を設け、[アウトドアリビング]と位置づけています。このスペースは室内の[インドアリビング]に対し、ほぼ同じボリュームをもちながらひと繋がりとなった、いわゆる天井のないもう一つのリビングです。天気の良い日には施主がセレクトした北欧のアンティーク家具をそのまま外に持ち運び、刻々と移ろう空を見ながらくつろぐことができます。建物の外からはこのような空間が存在することはあえてわかりにくくし、内に開かれたプライベートな場として設えられています。外観は1層部分のオフホワイトのキューブにメタリックなボリュームの2層部分を積み上げたようなシンプルな形態としました。
建築場所 石川県能見市
延床面積.134.16m2(40.50坪) 1階床面積.84.47m2(25.50坪) 2階床面積.49.69m2(15.00坪) 施工床面積.145.69m2(43.98坪)
ALH.027 設計監理:toit design